徒然なるままに
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2003年12月31日

当たり前といえば当たり前ですが、人間は誰でも自分の好きなこと にしか関心を示さないものです。 例え世間が騒いでいるときでも、 自分に関係の無いことには見向きもしません。 牛丼が好きな人は、 今夜、紅白歌合戦で誰が歌うかや、サップと曙のどっちが勝つかなど より、アメリカの狂牛病の影響で吉野家の牛丼が食べられなくなるこ との方が重大問題でしょう。 そんな、人間の好き嫌いという感情は、友人関係にも大きく反映され
るものだと思います。「ドン・キホーテ」で有名なセルバンテス氏も次
のように仰っています。

"Tell me what company you keep, and I'll tell you what you are."
(あなたの友人を教えなさい、そうすればあなたがどんな人間か教えて あげよう)

つまり、交友関係を見れば、その人がどんな人間であるかが解るとい うことです。中国の思想家、荀子さんも次のように仰っています。

「其の子を知らざれば、其の友を視よ」

それだけに、友人は慎重に選びたいものです。論語にも次のような一 節があります。

「直きを友とし、諒(まこと)を友とし、多聞を友とするは益なり」
(剛直な人、誠実な人、教養のある人を友人に選べば有益である)


2003年12月30日

偉人たちの名言ばかりではなく、人はどんなものからも教訓や感動 を得られるものだと思います。今日は「はじめの一歩」という漫画から、 私が印象に残った場面をお話します。ついこの間までテレビでも放映 されていたのでご存知の方も多いことと思います。弱虫でいじめられ っこだった幕の内一歩という少年が強くなるためにボクシングを志し、 ついには日本チャンピオンにまでなってしまうというサクセスストー リーです(現在も週刊少年マガジンに連載中)。 しかし、私の印象に残った場面は、KOシーンなどではなく、ライバル である千堂が日本タイトル戦で一歩に負けた後、実家に帰って祖母に 試合の報告をするところです。千堂は自分はまだ弱かったと祖母に言 い残して自分の部屋に戻ります。祖母は息子夫婦(つまり千堂の両親) の遺影に向かってこう言います。「あんたらの子は一つ強なって帰っ てきたよ」と。
一歩は「強い」とは何かという命題の答えを探し続けています。 私は、千堂の祖母の台詞の中に一歩が追い求めている命題の答えのひ とつがあるような気がしました。つまり自分の弱さを知ることで人は 強くなれるのだと。


2003年12月29日

人が何かを成し遂げようとしたとき、その目標が大きければ大きい ほど挫折というものを経験することになります。おそらく偉人と呼ば れる人たちは、私のような凡人などの想像も及ばないほどの失敗を繰 り返したことでしょう。そこであきらめずに再挑戦できるかどうかが 偉人と凡人の違いということでしょうか。

"The most glorious moments in your life are not the so-called days of success, but rather those days when out of dejection and despair you feel rise in you a challenge to life, and the promise of future accomplishment."
(人生でもっとも輝かしい時は、いわゆる成功の日々ではなく、むしろ 落胆と失望の中から、人生への挑戦と、未来の成功の気配が湧き上が るのを感じる時である)<ギュスターヴ・フローベル>


2003年12月28日

こうしてホームページを更新したり、ソフトを作ったりしていると、 つくづく自分は幸せだと思います。自分の好きなことに費やせる時間 を持てるということは、それだけですばらしいことだと思います。 私は、ホームページ作成やプログラミングが得意なわけでも、上手な わけでもありません。しかし、構想を考えたり、実際に作ったりする ことが楽しくてしょうがないのです。
論語の中にも次のような一節があります。

"之を知る者は、之を好むものに如かず、
之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。"
(物事を「知っている」だけの人は、「好きである」人にはかなわない。
「好きである」人は、「楽しんでいる」人にはかなわない。)


2003年12月27日

正月の12時間ドラマは「坂本竜馬」で、大河ドラマは「新撰組」という ことで、どうやら来年は幕末ブームになりそうです。 幕末に活躍した人物の中で私が一番好きなのは、大西郷といわれ人々 に尊敬された西郷隆盛さんです。 西郷さんは欲望というものがまるでなく、
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日本の陸軍大将、近衛都督、閣僚のなかでの最有力者 でありながら、西郷の外見は、ごく普通の兵士と変わ りませんでした。西郷の月収が数百円であったころ、 必要とする分は十五円で足り、残りは困っている友人 ならだれにでも与えられました。
------------------------ (内村鑑三著「代表的日本人」より)
また、人に迷惑をかけることを嫌い、
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あるとき宮中の宴会に招かれ、いつもの平服で現れま した。退出しようとしましたが、入り口で脱いだ下駄 が見つかりませんでした。そのことで、だれにも迷惑 をかけたくなかったので、はだしのまま、しかも小雨 のなかを歩き出しました。
------------------------ (「代表的日本人」より)
最後に、このような無私無欲で思いやりのある西郷さんの言葉を紹介 します。

「天はあらゆる人を同一に愛する。ゆえに我々も自分を愛するように人 を愛さなければならない」


2003年12月26日

何事も学ぶと言うことは楽しいことですが、今の私にとってはコン ピュータソフト(と言えるほどのものではありませんが)のプログラムを 考えることほど楽しいことは他にありません。 完成したときの達成感 もすばらしいですが、思った通りに出来ず悩んでいるときもなかなか、 楽しいものです。時には、「俺はなんて馬鹿なんだ」と思うこともしばし ばですが、そんなときには、「誰だって最初はなにも解らないところか はじめるんだ」と自分を納得させています。かのアインシュタイン先生も 次のように仰っています。

"The more I learn the more I realize I don't know. The more I realize I don't know the more I want to learn."
(学べば学ぶほど、自分は何も知らないということがわかる。何も知らない ということがわかればわかるほど、もっと学びたいと思うようになる。)


2003年12月25日

今日やっと(この出だしは久しぶりです)、2本目のソフトが完成しま した。後はReadmeを作成すればアップできます。今回はフリーソフト作 成者なら1度は作るといわれる(誰がいってるんだか)、付箋ソフトです。 機能的にはシンプルなもので、その名も"MySimpleDocket"といいます。 シンプルといっても必要十分な機能はあらかた満たしていると思います ので、もし宜しければお使いください。

"Happiness lies in the joy of achievement and the thrill of creative effort."
(幸福というものは、達成の喜びと作品を創造するスリルにある。) <フランクリン・D・ルーズベルト>


2003年12月24日

今日、年賀はがきを書きながらしみじみと思ったことは、本当に私は いろいろな人に支えていただいたからこそ、今まで生きてこれたという ことです。とかく人は他人に受けた親切を忘れがちです(私も人のことを 言えませんが)。年賀はがきを書きながら、そういうことを思い出してみ るのもいいのではないでしょうか。

"Blessed are those who give without remembering and take without forgetting."
(人に与えたことは覚えていず、人から貰ったことを忘れない人たちは幸せです。) <エリザベス・ビベスコ>


2003年12月23日

ソフト作成やホームページ製作をしていると、時間がいくらあっても 足りないと思うことがあります。限られた時間を有効に使う為に時間管 理というものをしてみようかと思っていたところ、購入したまま読まず にいた(つまり積読(つんどく)) 「人生は手帳で変わる」という本が目に付いたので、 読み返して(いや、初めて読んで)みたところ、フランクリン・プラン ナーという第4世代手帳を使って時間を管理する(実際には管理するのは 自分の行動)というものです。その内容については後日書くことにします。 「自助論」で有名なサミュエル・スマイルズ氏も次のように仰っています。

"Lost wealth may be replaced by industry, lost knowledge by study, lost health by temperance or medicine, but lost time is gone forever."
(失った富は勤勉で、失った知識は勉強で、損なった健康は節制と医療で 取り戻せるが、失った時間は永遠に戻らない。)
お互いに時間は大切に使いましょう。


2003年12月22日

ホームページというものを立ち上げるまで、あまり日記というものを書 いたことがありませんでした。日記というより「語録(しかも他人の)」にな っていきそうですが、これからもできる限り(お客様の好き嫌いに関わらず) 私の好きなことばや、その日その日の気になった出来事などを書いていこ うと思います。私の尊敬するベンジャミン・フランクリン氏も次のように 仰っています。

"If you would not be forgotten as soon as you are dead, either write things worth reading or do things worth writing."
(自分が死んですぐに忘れられたくなければ、人に読んでもらう価値のある ものを書くか、人に書いてもらう価値のあることをしなさい。)
この言葉を胸に刻み、私もがんばろうと思います。


2003年12月21日

自分にしてみれば、作ったソフトは我が子のようにいとおしいものです が、使用していただくお客様にすれば、多くのフリーソフトの中のひとつ に過ぎません。細心の注意を払ってもバグというものは存在する可能性は あります。しかし、松下幸之助さんも次のように仰っています。

「失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたほうがいい。 真剣ならば、たとえ失敗しても、ただは起きぬだけの充分な心がまえが できてくる。(松下幸之助氏著「道をひらく」より)」

ありがたいお言葉です。私も失敗を恐れずに良質のソフトを開発していく ようがんばりたいと思います。


2003年12月20日

本日ホームページのアップロードが完了しました。 これからどんどんソフト、音楽などをアップしていきますので、宜しく お願い致します。
ご意見・ご感想等がございましたら上記メールアドレスにお願い致します。 (誹謗中傷はご勘弁を)

樋口一葉が美人な為、野口英世の出番が遅れる!?
今朝の朝刊で目についたのは、来年の新紙幣の発行時期が遅れることの 理由が、絵柄の元となる樋口一葉の肖像画がしわひとつないきれいなもの である為、まねしにくいということらしい。 そして、3種類の新紙幣を同時に発行しなければならない為、既に印刷が 進んでいる野口英世の千円札が日の目を見るのも送れてしまうとのことだ。


2003年12月19日

ネットでインストーラ作成ツールを物色していたのですが、 優れたものが多く迷ってしまいます。 インストーラの作成には、のぶきち氏の「簡単インストーラ Ver.2.05b9」を 使用させていただきました。


2003年12月18日

今日、やっと(この出だしにも飽きたな・・・)ホームページが完成しました。 さあ、サーバを見つけるぞ。(遅いよ!)


2003年12月17日

今日、やっとこのページのタイトルが出来上がりました。 長い間(1週間くらい)考えた割には大したネーミングではありませんが・・・・。 アップできるようになるまでもう少し。(でもまだサーバも見つけてない) プロフィールも今日書きました。 その内容からは私の実直な性格がうかがえると思います。


2003年12月15日

今日、やっと"MyColorChecker"が完成しました。 全てを自分ひとりでコーディングした初めての記念すべきソフトです。 とてもシンプルなものですが、その分操作方法が解りやすいと思います。 基本的な性能はあらかた網羅しているものと思っております。



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梶浦 英一