徒然なるままに
ホーム
戻る
2004年1月16日

京極先生、直木賞受賞おめでとうござます! 私が最初に読んだ京極先生の作品はデビュー作「姑獲鳥の夏」ですが、 新作が出版されるたびに本が厚くなってゆき、とうとう「塗仏の宴」では 2冊になってしまいました。それでも内容が面白くて長さを感じさせないと ころがすごいですね。一旦読み始めると先のストーリーが気になって途中で 止まらなくなり、結局、徹夜して読んでしまったという経験を私にさせたのは 京極先生の作品だけです。


2004年1月12日

一昨日先延ばしにするななどと書いておいて、更新を 延ばしてしまいました。現在MIDIを製作中でつい更新を忘れていました。 曲が出来次第アップしますので、もし宜しければお聞きください。 頭に浮かんだメロディーを音符にすることがいかに難しいことかを実感 しています。自分自身にやる気を起こさせる為に次の言葉を引用して 今日は終わります。

"The greater the difficulty the more glory in surmounting it."
(困難が大きければ大きいほど、それに打ち勝ったときの栄光が大きい) <ギリシャの哲学者 エピクロス>


2004年1月10日

人間は誰しも、嫌なこと、面倒くさいことは後回しに したいものです。 しかし、後に延ばせば延ばす程、やる気が失せてしまうものです。 小泉十三氏は「頭がいい人の習慣術」の中で、人間には苦痛回避型の人と 快適追求型の人がおり、仕事を先延ばしにする人は苦痛回避型であると 仰っています。何かの動機付け(例えば仕事の後のビールなど)をする ことによって、苦痛回避から快適追求へ自分を変えるよう努力することを 推奨されています。「仏陀の教え」にも次のような一節があります。

"It is worthy to perform the present duty well and without failure; do not seek to avoid or postpone it till tomorrow. By acting now, one can live a good day."
(現在のつとめを怠らずに(避けたり、翌日に延ばしたりせずに)、立派に果たす ことは価値のあることだ。今すぐ行動を起こすことにより、人は良い人生を 送ることができるようになる。)


2004年1月9日

「老人と海」で有名なアーネスト・ヘミングウェイ氏の言葉で 次のようなものがあります。

"What is moral is what you feel good after and what is immoral is what you feel bad after."
(道徳的なことは行なった後で気持ちがよいが、不道徳なことを行なった後は 気分が悪い)

どんな人間でも良心というものを持っているということでしょう。

以前(2004/01/05)、人間と動物の違いは「情熱」だと書きましたが、この「道徳」 も人間特有のものでしょう。「反省猿」というものがいますが、これは本当に反省 しているわけではなく、条件反射で手をついてお辞儀をするポーズをとるように 訓練されているだけのことです。

世の中には不道徳なことをしておいて、表面上は陳謝するフリをし、その後でまた 同じような悪さをする人間がいるようですが、フリをするだけで、心からの反省を しないのであれば、彼らは「猿なみ」ということでしょうか。


2004年1月8日

人はそれぞれ、感動する対象はいろいろあるとは思いますが、 私が今まで見たテレビ番組(ラジオの次はテレビです)の中で最も感動したドラマが 2本あります。ひとつはNHKで放送されていた海外ドラマ「フルハウス」です。 このドラマは、3人姉妹とその父親、母親の弟(つまりおじ)とおじの友達の6人 がひとつ屋根の下で繰り広げるホーム・コメディーです。 全部で192話あります。第1話が日本で初めて放送されたのが1993年ですから、 今から10年くらい前になります。10年の間に(私の記憶では)2度放送されました。 同じ海外ドラマが2度放送されるのは珍しいことではないかと思います。 それだけ反響が大きかったのでしょう。もうひとつは、フジテレビで放送された 「ひとつ屋根の下で」です。このドラマが放送されたのも1993年でした。 (あの頃は良かった。。。)このドラマも反響が大きかったらしく、続編が作られ ました。この2つのドラマの共通点は、家族愛を中心テーマにしていることです。 恋愛をテーマにしたドラマが多い昨今、家族とは何かということを主題に描いている ドラマが人気を獲得したことは、3、4人といった少数核家族化が進む現代を 逆に反映しているのではないでしょうか。大家族への憧れといったものが 背景にあるのではないでしょうか。皆さんはどう思われますか?


2004年1月7日

昔、ラジオのテレフォン人生相談を聞いていて、解答者の次の言葉に 大変納得したのを覚えています。「あなたが希望を捨てたのです。希望はあなたを捨てません。」 確かにその通りかもしれません。私は希望を捨てません。


2004年1月6日

ミカンが美味しい季節になりました。私は以前から、 運動不足解消を兼ねて、三浦半島の方へよくミカン狩りに出かけたものですが、 最近は機会に恵まれず、ここ数年行ってません。数キロ程山登りをした後でいただく ミカンの味は、コタツの中で食べるのとはまた違った味わいがあります。 ミカンに多く含まれるとされているビタミンCは風邪の予防に効果があり、 また食物繊維も多く含まれるとのことです。実より皮の方に栄養が多いそうですが、 ちょっと食べにくいですよね。ミカンといえば温州(うんしゅう)ミカンが有名ですが、 名前の由来になっているとされる中国浙江(せっこう)省温州府はミカンの産地ですが、 このミカンとは何の関係も無いそうです。ミカンの事について書いていたら、 また、ミカンが食べたくなりました。


2004年1月5日

人と動物との相違点というものを考えたとき、さまざまな説がある とは思いますが、私の見解としては、「一生を通して何かを成し遂げる こと」ではないかと思います。何かを発明したり、何かを発見したりと いった功績でなくとも、会社を興したり、何かの団体の長になったり といった名誉ではなくとも、もっと身近な、子供をりっぱに育て上げ たとか、家を買ったとか、一人の人を一生愛し続けたとか、決して嘘 を付かなかったなど、あらゆることは何らかの情熱が無ければ出来な いことだと思います。この「情熱」というものが、人と動物との決定的 な違いではないかと私は思います。パンドラの箱に最後に残ったもの は「希望」ということですが、希望だけでは人間は何も出来ないと思い ます。H.W.アーノルド氏も次のように仰っています。

"The worst bankrupt in the world is the person who has lost his enthusiasm."
(この世の中で最悪の破綻者は、情熱を失った者である)

皆さんも情熱だけは失わないでください。


2004年1月4日

年末年始のテレビ番組で多いのが、主だったニュースのダイジェス トを紹介しているものです。これらの番組を見ていて思ったことは、 いつの世も、暗いニュースしか取り上げられないということです。 これは、警察沙汰にでもならないと、報道する方が気が付かないから でしょうか。それとも、悲惨なニュースの方が視聴率が取れるからで しょうか。例えば、横断歩道でお年寄りの手を引いてあげたとか、 電車の中で席を譲ったとか、毎日公園やバス停などの公共の場を掃除 しているなどといった善行は余程のことが無いかぎりニュースにはな りません。その為、世の中は悲惨なことばかりだと人々が思うように なり、世の中が悪いのだから何をやってもいいだろうという間違った 世界観を植え付ける元凶にもなっているのだと思います。知的生命体 である人間が作り出した情報化社会という高度なシステムが人間自身 の心を蝕んでいるとしたら、なんと皮肉なことでしょう。 ということで、私はニュースをあまり見ないようにしています。 プラス思考でいる為には、自分が心地よい情報だけを入れることです。 私は、悲惨な状況におちいったというようなニュースには関心は無く、 悲惨な状況から立ち直ったというニュースに感動します。 アメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーン氏も次のよう に仰っています。

"I am not concerned that you have fallen. I am concerned that you arise."
(私はあなたが倒れたことに関心はありません。あなたが 立ち直ることに関心があるのです。)


2004年1月3日

皆さんは既に初詣には出かけられましたでしょうか。 私は神奈川に住んでいるので、子供の頃から毎年正月には、相模一ノ 宮の寒川神社にお参りしていました。私が子供の頃はそんなに混雑し なかったのですが、メジャーになってきたのか、年々お参り客が増え てきたので、元々人ごみが嫌いな私はここ数年お参りしていません。 今年こそは、(三箇日を避け)お参りしようと思っています。 神奈川といえば川崎大師も有名ですが、こちらにはお参りにというよ り、くず餅を買うために毎年行きます。(おいしいですよね!) 皆さんも、家内安全、無病息災、世界平和をお祈りしましょう。


2004年1月2日

皆さん、良い初夢を見られたでしょうか。初夢というのは諸説ある らしく、広辞苑によると、「元日の夜に見る夢。また、正月2日の夜に 見る夢。古くは、節分の夜から立春の明けがたに見る夢。」とあります。 どれが正しいということもなく、各個人の気の持ちようで、自分が良 い夢を見ることができたときに、それが初夢だと思えばいいでしょう (本当かよ!)。私の場合、朝はすっきり目覚め、夢の内容はまったく 覚えていないので、「覚えていないということは良い夢を見た証拠だ」 と自分を納得させています。


2004年1月1日

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。 さて、一年の計は元旦にありと申しますが、皆さんは既に計画を立て ましたでしょうか?私の今年の目標は少しでも人の役に立つソフトを ひとつでもいいから作成することです。(まあ、あくまでも目標ですから) それと、今年こそは私が作った歌を披露したいと思います。(曲は既 に出来てたりします。)計画だけでは駄目で何事も実践を伴わなけれ ばいけません。論語にも次のような一節があります。

「先(ま)ず其の言(げん)を行ない、而(しこう)して後に之(これ)に従う」
(発言する前にまず実践だ!)



一番上に戻る
Copyright (c) 2003-2004 HIDEKAZU KAJIURA. All Rights Reserved.
梶浦 英一