徒然なるままに
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2004年12月 8日


やはり「孫子」は奥が深い

今日、「孫子」を読んでいて思ったこと

「火攻篇第十二」の四を読んでいて、「これをブッシュに読ませたい」と思いました。

「用間篇第十三」の一の「成功の衆に出ずる所以の者は先知なり、先知なる者は鬼神に取るべからず、 事に象るべからず、度に験すべからず、必ず人に取りて敵の情を知る者なり」 (人なみはずれた成功を収めることができるのは、あらかじめ敵情を知ることによってである。
それは占いや過去の出来事からの類推や自然界の規律から導き出すものではなく、 必ず人(ここではスパイ)に頼ってこそ敵の情況が知れるのである)という文章を見たとき、 最近読んだ、齋藤一人さんの著書「ツイてる!」の「成功は頭ではない」の中の 「『成功は目と足だ』あなたが、もし、自分で商売をしているのだとしたら、 繁盛しているお店を見に行けばいいんです。」という一節を思い出しました。
これを私なりに解釈したところでは、自分のお店を繁盛させたいのであれば、 「MBA」だとか「ラン○○○○ー理論」など難しい理屈を学ぶより、 自分の足と目を使って実践の場を見た方がはやい、ということだと思いました。



2004年12月16日


今週の「プロジェクトX」を見ていて感じたことです

帝国ホテルの料理人 村上信夫さんは、 ご自分が若いころ苦労して会得したソース(フランス料理の命です)のレシピを、 東京オリンピックで選手村の食事作りに参加しようとしている地方の若い料理人たちに、 惜しげもなく配ったそうです。

斎藤一人さんは著書「ツイてる!」の「与えたものが返ってくる」の中で、 自分が今までやってきたことで、「この方法で成功したよ」というものを、 部下や後輩に伝授すると、自分がハッピーになれると仰っています。

村上さんといい、斎藤さんといい、本当のカリスマとなられる方は、自分のことだけを考えず、 常に他者のことを考えているものなんだなと思いました。




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梶浦 英一