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Document No. 21010581

最終更新日 2003/02/21

 

 

 


u    製品名 (バージョン、サービスパック、パッチなど)

ARCserveIT 6.61 Advanced Edition for Linux

BrightStor ARCserve 7 Advanced Edition for Linux

 

u    障害内容

ARCserve を起動した際に、asmediad デーモンが起動しないことがあります(astatus を実行してデーモン名の右側にプロセス ID が表示されないものは起動していません)ARCserve は正常にデバイスが認識されないと asmediad が起動されません。

u    回避方法

1.        テープデバイス、SCSI カードが認定品かどうかを確認してください。

    ARCserveIT 6.61       http://support.ca.com/techbases/aslinux/as66linux.html

BrightStor ARCserve 7   http://support.ca.com/techbases/aslinux/as7linux.html

2.        上記ページの注意事項をよく読み、「DEVICE SUPPORT PATCH FOR LINUXを適用してください。

3.        SCSI 機器の接続を確認してください。(ケーブル、ターミネータ、コネクタ等)

4.        /proc/scsi/scsi ファイルを確認してください。このファイルに表示されない SCSI 機器をARCserve が認識することは出来ません。

5.        SCSI アダプタが2枚以上接続されている場合は下記アドレスの技術情報を参照してください。

asetup が失敗する」 http://www.caj.co.jp/tec/tec_n/f_linux21012120.htm

6.        asetup 実行時にライブラリの設定を行う際には、「a(auto configure)では正しく設定できないことがあります。「i(interactive mode)により手入力で設定を行ってください。

7.        asetup 実行時の「Would you like to enable device sharing?」に対しては必ず「n」を入力してください。

8.        最後にデバッグログの収集方法をご案内します。

$ARC_HOME/config/asmediad.cfg」ファイルをエディタで開き、[CONFIG]欄の「DEBUG_LEVEL = 255」のコメント文字「;」を外してから ARCserve を再起動してください。「$ARC_HOME/logs/asmediad.dbg」がデバッグログファイルです。