Document No. 21010582
最終更新日 2003/02/24
u 製品名 (バージョン、サービスパック、パッチなど)
ARCserveIT 6.61 Advanced Edition for Linux
BrightStor ARCserve 7 Advanced Edition for Linux
BrightStor ARCserve 7 for Linux Client Agent for Linux
BrightStor ARCserve 7 for Linux Backup Agent for Oracle Server
u 詳細内容
ARCserve のインストール先のディレクトリは固定されていて、｢/opt｣以外にはインストールが出来ないようになっています。
容量的な理由で他のディレクトリに ARCserve をインストールしたいときなどに困ります。
u 設定方法
ここではシンボリックリンクを利用して /opt 以外のディレクトリにインストールする方法を紹介します。
1. まず ARCserve をインストールしたいディレクトリ下にインストール用のディレクトリを作成します。ここでは｢/CA｣というディレクトリの下にインストールするものとします。
ARCserveIT
6.61 Advanced Edition for Linux の場合
# mkdir /CA/ARCserveIT ← ARCserve 本体のディレクトリ
BrightStor ARCserve 7 Advanced Edition for Linux の場合
# mkdir /CA/ARCserve ← ARCserve 本体のディレクトリ
#mkdir /CA/AVEngine ← Inoculate のディレクトリ
# mkdir /CA/CYEora8 ← Backup Agent for Oracle Server のディレクトリ
# mkdir /CA/uagent ← Client Agent for Linux のディレクトリ
2. 次に /opt 下にシンボリックリンクを作成します。
ARCserveIT
6.61 Advanced Edition for Linux の場合
# ln -s /CA/ARCserveIT /opt/ARCserveIT
BrightStor ARCserve 7 Advanced Edition for Linux の場合
# ln -s /CA/ARCserve /opt/ARCserve
# ln -s /CA/AVEngine /opt/AVEngine
# ln –s /CA/CYEora8 /opt/CYEora8
# ln –s /CA/uagent /opt/uagent
3. ARCserve のインストールを行ってください。
※ # は root のプロンプトです。