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Document No. 21010656
最終更新日 2003/04/14
製品名 (バージョン、サービスパック、パッチなど)
ARCserveIT 6.61 Advanced Edition for Linux
BrightStor ARCserve 7 Advanced Edition for Linux
詳細内容
ARCserveIT 6.61 Advanced Edition for Linux および BrightStor ARCserve 7 Advanced Edition for Linux(以下 ARCserve と記述)では、スクリプト ファイルとして保存しているジョブをコマンドラインからサブミットすることができます。
設定方法
1. まず、下記のコマンドで実際に保存されているスクリプト ファイルを確認します。
# as_qmgr –listscripts
コマンド実行後下記のようにファイルのオーナー(ジョブを作成した際に ARCserve にログオンしているユーザー)ごとにスクリプト ファイルの一覧が表示されます。
SCRIPT NAME
Owner:arcroot
1) testscript
2) testscript2
3) testscript4
Owner:testuser
4) testscript3
スクリプト ファイルは $ARC_HOME/jobscripts ディレクトリに保存されていますが、バイナリ ファイルですので、設定内容を確認することは出来ません。
2. スクリプト ファイルをサブミットするにはスクリプト名とオーナーを指定します。ここでは testscript3 をサブミットします。
# as_qmgr –load testscript3 testuser
3. 実際にサブミットされているかどうかを確認します。
# as_qmgr –list
このコマンドにより既にサブミットされているジョブも含めてジョブキューに登録されている全てのジョブが表示されます。
JOB
ID STATUS EXECUTION TIME JOB
TYPE
OWNER
DESCRIPTION
5
READY 04/10/2004
15:21:00 ROTATION
arcroot NO
COMMENTS
ジョブ ID 5のローテーションジョブがレディ状態でサブミットされていることが解ります。
なお、ローテーション ジョブのスクリプト ファイルをサブミットした場合には自動的にメディア プールも作成されます。
4. サブミットされたジョブの開始日時を変更することも出来ます。
例としてジョブ ID 5で登録されたジョブの開始日を2003年5月5日に変更する場合は下記のコマンドを実行します。
# as_qmgr –changedate 5 05/05/2003
次に開始時刻を午後11時に設定する場合は下記のコマンドを実行します。
# as_qmgr –changetime 5 23:00
ステータスを変更することもできます。ここではレディからホールドに変更します
# as_qmgr –changestatus 5 hold
5. 「as_qmgr –list」コマンドで設定変更が反映されているかどうかを確認してください。
6. 他に「as_qmgr –view <ジョブ ID>」コマンドでジョブの内容を確認することが出来ます。
7. as_qmgr のその他のオプションを説明いたします。
-stop <job ID> 実行中のジョブを停止します。
-delete <job ID> ジョブキュー上に登録されているジョブを削除します。
※# は root のプロンプトです。