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Document No. 21010657
最終更新日 2003/04/14
製品名 (バージョン、サービスパック、パッチなど)
ARCserveIT 6.61 Advanced Edition for Linux
BrightStor ARCserve 7 Advanced Edition for Linux
詳細内容
ARCserveIT 6.61 Advanced Edition for Linux および BrightStor ARCserve 7 Advanced Edition for Linux では、ブラウザを使用した GUI での操作以外で、コマンドラインからの操作が可能です。
今回はコマンドラインからデバイス管理を行う方法を紹介いたします。
設定方法
まず、SCSI アダプタごとのデバイス情報を取得します。
# as_devmgr –adapterinfo
Adapter
Number: 0
Adapter
Name: scsi0
Device
1
SCSI
id: 4
LUN
id: 0
Vendor: HP
Product: C1533A
Firmware: 9608
さらに、Adapter Number、SCSI ID、LUN ID(上記の例では、0 4 0)を指定してデバイスごとの情報を確認します。
# as_devmgr –deviceinfo 0 4 0
次にそのデバイスが属しているデバイス グループを確認します。
# as_devmgr –groupinfo
テープ装置にメディアが挿入されていればメディア情報を確認することも出来ます。
# as_devmgr –mediainfo 0 4 0
Name
Id Seq Ser# Expiration
1 <<Blank
Media>> 0000 0 0
メディアをフォーマットする際には Adapter Number、SCSI ID、LUN ID のほかに、メディア名、有効期限(月/日/年)、シリアル番号(メディアプールをご使用の場合)を指定して行います。
# as_devmgr –format 0 4 0 test 04/14/2004 3
フォーマット終了後、メディア情報を確認してください。
# as_devmgr –mediainfo 0 4 0
Name
Id Seq Ser# Expiration
1 TEST
2370
1 3 04/13/2004
次に消去ですが、オプションとして q(クイック消去)、qz(クイック消去プラス)、l(ロング消去)が指定出来ます。シリアル番号を削除する場合にはクイック消去プラスを行います。
#
as_devmgr –erase 0 4 0 qz
テープ装置が2台以上接続されているマシンであれば、メディアからメディアへのコピーを行うことも出来ます。コピー元のデバイスの Adapter Number、SCSI ID、LUN ID、コピー先のデバイスの Adapter Number、SCSI ID、LUN ID の順で指定します。この場合、コピー先のメディアはブランク メディアである必要があります。
# as_devmgr –copy 0 4 0 1 3 0
メディアをイジェクトする場合には下記のコマンドを入力してください。
# as_devmgr –ejct 0 4 0
※ # は root のプロンプトです。